10月3日

10月3日

こんばんは。

稲田隆二(法4 海陽学園)から紹介に預りました、本年度体育会主務を務めさせていただいております中濱遼(政4 慶應義塾)です。
まさかあんな恥ずかしい言葉をかけていたとは、、、(笑)
彼とは常にチームの勝利という目標のためにぶつかり合いながら、より良いチーム像を追い求めてきました。
彼は常に「チームの勝利のために」を念頭に置き、日々の練習メニュー等を決めてくれました。
色々な葛藤を押し殺して、心を鬼にして、様々な決断を下してくれました。
本当に感謝しかありません。



今日は残された東大戦に向けて、練習を行いました。ベンチ入り争い、レギュラー争いも激化しており、良い緊張感を持って練習ができたのではないでしょうか。
また午後にはメンタルトレーニングを行いました。ここで学んだことをしっかり試合に生かしていきたいと思います。





さて毎年皆の文才の高さに驚く4年生のラストブログ。書き出しが物凄く難しいと感じた4年目の秋です。


少ししか書かないとか皆に言っていたのに長くなっちゃいました、お付き合いください。



4年間のことを振り返ろうとは言ってもスタッフに転向する2年秋より前のことはそれほど印象に残っていません。
紅白戦でのサヨナラタイムリーエラーくらいでしょうか(笑)



スタッフ転向から2年間、集大成の4年生。

3年秋に優勝したものの、スタンドで優勝を見届けた私は、自分達の代で優勝してこそ本当の喜びがあると信じてきました。

そのために誰よりもノックを打ち、
誰よりも打撃投手として球を投げました。



16年間の野球生活の中で最も本気で野球と向き合い、取り組んできました。



正直選手を続けていたら?と考えるときもありました。



みんなのように選手として勝利を決定付ける活躍をしたかった。



ただスタッフになったことに後悔はしていません。



なぜならこの2年間が一番野球が楽しく、充実していたから。



しかし自分達の代での優勝は果たすことはできませんでした。


はっきり言って悔しさしか出てきません。



あの時ああしていれば。
あの時もっとなにかしていれば。


挙げればキリがないです。



思い返せば高校でも史上最弱の代と呼ばれ、野球人生で良い思い出というのは数えるくらいしかないように思えます。


人生そんなに上手くはいかない。まだまだ精進しろ、この悔しさを糧にして次に生かせ。そう言われているような気がしてなりません。




後輩たちへ。
悔しい経験や後悔は人間誰しもが味わうことだと思います。

全くないなんてことはありえません。


ただ成し遂げたいことがあるならば、未来で悔しい思いをしないために、後悔をしないために、今日という1日を、明日という1日を全力で過ごしてほしいと思います。


昨日には戻れません。未来は前にしかありません。

ただがむしゃらに、前に進んでほしい。


4年間はあっという間と言う人がいるけど、意外と長いです。
1日の過ごし方で、未来は大きく変わります。
いまからでも間に合います。

私達が果たせなかった夢を果たしてください。




優勝も経験させてもらい、悔しさも死ぬほど経験させてもらった4年間。
何にも代えがたい貴重な時間を過ごさせてもらいました。



そんな貴重な時間は多くの人に支えられて過ごすことができました。


體育會組織のあるべき姿、野球人・社会人としてのあり方を厳しく教えて下さった、山本部長・織戸監督・嶋川コーチ・矢田コーチ・松本コーチ・OBの方々。


いつも応援に駆け付けてくださる保護者の方々、應援指導部。


3年生の頃大きな背中でチームを優勝へ導いてくださった先輩方。
特にスタッフでお世話になった山本裕哉さん(H29卒)、田中優作さん(H29卒)、、、、大脇さん(H29卒)。




そして現チームのみんな



早稲田大学の斎藤佑樹が大学最後の早慶戦の際、

「斎藤佑樹はずっと何か持ってると言われていました、それは仲間です」

と話していたとき、早慶戦に負けた腹いせもあって私は「ハンカチじゃないのかー」と野次を飛ばしていましたが、

今となっては斎藤佑樹の言っていた仲間の大切さを痛感させられています。
斎藤佑樹さん、申し訳ありませんでした。



色々やらかす奴が多いけど頑張ってほしい1年生。


ヤクルトが負けるとすぐいじってきたり、若干(相当?)なめているけどポテンシャルがめちゃ高い2年生。


ご飯つれてけとうるさい大好きな3年生。




そして個性が強すぎてぶつかることも多々あったけど、お互いにお互いを真剣に考えてくれる同期。


特に季節を問わず何千球、何万球と打撃投手をさせられた有賀(商4 慶應義塾湘南藤沢)、貴(文4 清水東)、忠樹(経4 Dwight School London)、時々富田(経4 桐朋)。

もう投げなくていいと思うとせいせいするような、悲しいような、、、


あと森田(経4 慶應義塾)は10年間、嶋内(政4 慶應義塾 写真)と田口(商4 慶應義塾)は7年間同じ部活でした。色々あったな、ありがとう




一番お世話になった頼りがいのあるスタッフ陣!


部活外の時間もめちゃくちゃチームのことを考えてくれる稲田。


鉄腕&運営の権化・西村(法4 慶應義塾)。


中学野球部からの付き合いでスタッフになってからなぜか肩が良くなった柴(環4 慶應義塾)、、、、

ほんとになんで?


チーム運営を冷静に見てくれる晴名(商4 慶應義塾NY学院)。


投手陣顔負けの投球を見せる野球小僧・五島(経3 慶應義塾湘南藤沢)。

(大脇・中濱のバッピ2枚看板時代は終わり、西村・五島の2枚看板になりました)


2人で仲良くチームを引っ張ってね!祥輝(文3 洛星)と新楽(理3 浦和西)。


ついつい頼ってしまう敏腕キャリアウーマン優乃(文3 慶應義塾湘南藤沢)。


数少ないヤクルトファン仲間の飯山(法2 芝)。


走り方が部で1番きれいな順(政2 白百合学園)。


年下とは思えないほど親身に相談にのってくれる文香(経2 慶應義塾湘南藤沢)。


練習のサポートぶりが素晴らしい1年生マネージャー陣。




忘れてはいけないのが大島主将(総4 桐朋)。
主将として運営と野球の両立は本当に難しかったと思う。今更ながらもっとサポート出来たんじゃないかっていう申し訳なさもあるけど、本当にありがとう。




ここには書ききれないほど、本当に多くの人に支えられて、人生の財産ともなるべき時間があったのだと思います。

4年間とても楽しかったです。
ありがとうございました。


しかし感慨にふけるにはまだ早いです。

リーグ戦はまだ残っています。


今年のチームは、新チーム発足時に比べれば何段も何十段も成長し続けてきました。


そしてそれは現在進行形だと思っています。


今年のチームの集大成を多くの人に見てもらいたいです。


いわゆる慶應らしいスマートな野球ではないかもしれません。


お世話になったすべての方への感謝を込めて、最後まで泥臭く戦いたいと思います。




そろそろ次の人にバトンを渡そうと思います。
バトンを渡すのは嶋内隆介です。

彼とは高校の部活も一緒、大学の部活も一緒、大学の学部も一緒、大学のクラスも一緒。
運命です(笑)

ミーティングでは常にチームの走塁力向上のために様々なアドバイスや意見を発信してくれました。

走塁への意識の高さはチーム1といっても過言ではないでしょう。

あんなに走っているのに最近少し太った気がするのは私だけでしょうか、、、

走塁チーフとしてこの1年間走り抜いた彼のブログに期待しましょう。
しまさん、よろしく!



成功の反対は失敗ではなく「やらないこと」だ

4年 中濱遼
10月1日

10月1日

こんばんは。


悪友・森田宗一郎(経4 慶應義塾)から紹介に預かりました稲田隆二(法4 海陽学園)です。
変人奇人の巣窟である当代の中でも屈指のエキセントリックさを誇る彼です。

レフトで骨を折り、
センターで天に叫び、
誕生日に頭を剃り。
挙げ句の果てに今、3塁コーチャーとして凄まじい存在感を発揮しています。

歪んだり、曲がったり、捻れたり。

それらが弾ける力の強さを、
この部に入って強く感じます。

心は真っ直ぐであるに越したことはありませんが、
怪我をしてしまったり、思うように結果が出なかったり。
歪んだ時期がある選手の底力は恐ろしい。


歪みを弾ける力に変える方法を教えてくれたのは森田です。ありがとう。


本日は対法政大学第2戦。昨日に続き多くの方に球場に来て頂きましたが、粘り切る事が出来ず今カードを落とす結果となりました。
皆様のご支援、ご声援に応えることが出来ず、申し訳ありませんでした。


せっかく、部の投稿を借りて思いを書く機会を得たので、捻くれた私とは言えどもあまり長い言い訳や、反省文みたいなのは嫌です。

最後は感謝の言葉で終わります。



全然野球が上手くいかなくて悩んでいる時、

とても怒られて落ち込んでいる時、

怪我して自暴自棄になっていた時。


情けない、みっともない時に、一緒に居てくれてありがとうございました、

ありがとう。


次回のブログは中濱遼(政4 慶應義塾 写真右)に繋ぎます。
スタッフとしては彼の方が1年先輩、助けられてばかりです。
去年、自分がスタッフなんてやっていいのか悩んでいた時に、彼は


「やっていいじゃなくて、やるんでしょ?」


と言いました。


正直、

「何こいつ恥ずかしい台詞真顔で言ってんだ」

と思いましたが、この言葉があったから、今自分はこのチームでスタッフをしているんだと思います。ありがとう。
勤勉・誠実・寛容・タンク。お願いします。

foot too far


4年 稲田隆二
9月30日

9月30日

こんばんは。

鈴木貴(文4 清水東)から紹介に預かりました森田宗一郎(経4 慶應義塾)です。


彼とは下級生の頃から、共通のOB・OGにお世話になっている仲です。
特に山本真由先輩(H27卒)や井上泰輔先輩(H27卒)、「レジェンド」の異名をとった新井淳起先輩(H27卒)といったかなり上の学年の先輩とも、彼は実年齢の高さからか強い繋がりを持っています。

私も同様に、御三方には3個も年下の後輩と引退後も頻繁に関わりを持って頂けて、大変お世話になったと常々感じています。



さて、本日は対法政大学第1戦。有賀(商4 慶應義塾湘南藤沢)が主体となって進めた集中応援日ということもあって、應援指導部を中心に活気ある応援の中で野球をすることができました。

今日に限らず、応援に駆けつけてくださるOB・OGの方々、御父兄の皆様、友人には、ただただ感謝しています。



「神宮より華やかじゃないけど、グラウンドとの近さが凄い」


「準硬応援はあったかい」


嬉しくなる声もたくさん聞こえてきました。


しかし、本日は法政大学に対して敗戦。
部員の誰もが感じています。


「完敗だな」と。


実際、今日目の前で見た法政ナインは、走攻守の限界値・安定感ともに、我々の一枚も二枚も上手でした。


でも絶対に、明日勝ちたい。

負ける訳にはいかない。


昨秋、私は目の前でチームのリーグ優勝を見届けました。

ゲームセットの瞬間、早稲田大学の東伏見グラウンドが歓喜に包まれました。

しかし、肩の怪我から地道なリハビリを経て、なんとか夏にAチームへ這い上がった私自身は、結局リーグ戦のベンチ入りまでは手が届かずじまい。

1年近く、ともに野球をしたことのないチームメイト達の眩しい姿を、

ただグラウンドのフェンス越しに眺めることしかできませんでした。


今季リーグ戦ではここまで全カードにベンチ入りして、3塁コーチャーとしてゲームに貢献できていることは、

本当に幸せです。


しかし、私が目指してきたのは、そこではありません。



プレーに関わる立場で、「優勝」したい。



きっと、今年の夏合宿をほぼBチームの小名浜野球場で過ごした大親友の羽柴(商3 浅野)、

何本ヒットを打ってもカッコよくない杉浦(政3 慶應義塾)あたりは、

同じような気持ちだと思っています。


メンバー常連のみんなとは少し違う、執念を込めた優勝へのこだわりが。


また、この優勝を左右するカードでメンバーに入れなかったものの、夏にBチーム練習の多くを午後の暑すぎる日吉台グラウンドと小名浜野球場で共にした
鈴木、谷(商3 サレジオ学院)、脇屋(政3 慶應義塾湘南藤沢)、石渡(経3 多摩大学目黒)、
以下1・2年生のみんなのぶんまで、絶対に明日は負けられません。

Aチームの同期が優雅に朝風呂に向かう中、早々と部屋を出てバスに乗る時の気持ちとか。


マシンも綺麗なボールもAチームが使うから、日吉よりも水準の下がる練習環境とか。


グラウンドの砂よりもボールの方が黒いとか。


そもそも実戦が成り立たないチームのレベルの低さとか。


みんなと共有した苦しみを言葉に表すことは難しいです。



もちろん、それでも私たちは恵まれています。
ものすごく。

それはゼミで格差について学んでいるからだけではなく、
地元のソフトボールチームOBで野球を続けているのが、
僕くらいになってしまったことからも明らかでしょう。

ですが、上に行けばもっといい環境があった。

私は小名浜で苦しんだみんなの気持ちを背負って、リーグ戦を駆け抜けて来ました。



現在進行形で苦しい気持ちの後輩だってたくさんいるでしょう。

私自身、ずっとずっとそうでした。

どうか、「なんでこいつ出てんだ笑」と、来年以降に掲示板を眺める私が思わずニヤついてしまうような誰かに、台頭してほしいです。

心から応援しています。


時間軸を未来から今に戻しましょう。


まず、明日勝つこと。


野球人生最後にして最大の大一番。


きっと、誰も想像していなかったでしょう。

ここまで苦しみながらも明治・立教という強豪をなぎ倒してこれました。

みんなでなんとか繋いできた望みです。



25人のメンバー、


Bの僕なんかを相手に手を抜かずノックやバッピをしてくれたスタッフのみんな、


最近会話してくれる人が増えたマネージャー陣、


小名浜で一緒にアメリカンノックを受けた外野、


肩を痛めてる時も気遣い抜群のカットリレーでアシストしてくれた内野、


僕のことが好きすぎてゼミやバイト先をかぶせてくる後輩たち、


みんなで勝とう



知ってます。相手は格上。

それでも勝ちます。


言ってることがおかしいですか?
狂ってますか?


だとしたら、
今年の慶應が明治・立教を倒した時点で、狂ってます。

明日も今まで通り、

番狂わせを見せよう。



さて明日は、首脳陣の中枢となっている稲田隆二(法4 海陽学園 写真右)に託します。
私と彼は、柴(環4 慶應義塾)と3人で長くBチーム外野陣としてくすぶってきた仲です。プレイヤーだった頃は、ヘタなくせに集中力もなくて救いようがないなと思っていましたが、スタッフとしての存在は安定感があるなと、実は尊敬しています。
私も彼も歪んだ心の持ち主です。

明日は野球エリートに、必ず土をつけよう。


A little madness is key.
動機は不純でいい



4年 森田宗一郎
9月29日

9月29日

こんばんは。
本日のブログを担当させていただきます、鈴木貴(文4 清水東 写真左)です。

前回のブログ担当の伊藤雅彦(経4 関西大倉)は、入部当初は剛腕投手でした。ブルペンで彼が投げ込んでいる姿を見て、「すごい球を投げる投手が同期にいるんだな」と思いました。それから、途中で捕手に転向し、今ではチームNo.1とも言われるキャッチングを武器に投手陣から非常に信頼の厚い女房役です。
小学生時代に投手も捕手もクビになった経験を持つ僕にとって、両方できる彼はヒーローです。

本日は法政戦前の最後の練習でした。チームとして盛り上がった雰囲気で練習ができ、良い準備ができたのではないでしょうか。



さて、ラストブログということもあり、僕はここで2つの感謝の気持ちを綴りたいと思います。

1つ目は「両親」への感謝です。

6歳で野球を始めて、今現在24歳まで野球を続けることができたのは、紛れもなく両親の支えがあってのものでした。

父親は、小学校から高校まで、ほとんどの試合に応援に来てくれ、アドバイスや叱咤激励を、
母親は、食事面からのサポートをし続けてくれたり、部活が朝早い時には送り迎えをしてくれたりしました。

幼い頃からの会話もほとんど野球で、野球を通して家族と繋がっていた気がします。

あまり余裕のない家庭にも関わらず、「慶應にいきたい」と言う僕を全力でサポートしてくれました。

そんな常に支えてくれ、自由に夢を追わせてくれた両親に最後の野球で、良い報告をできるよう、残りの準硬生活も全力で頑張ります。




2つ目は、「部の方々」への感謝です。

打率がそんなに高くないにも関わらず、代打だけでもリーグ戦で20試合、20打席以上起用し期待し続けてくれた首脳陣の方々

今春のリーグ戦ではスタメンでも使っていただき、感謝に堪えません。


下級生の頃からよく御飯に連れて行ってくださった、渡辺裕貴さん(H27卒)、谷上さん(H28卒)、高木さん(H29卒)、

朝ノックやPPでシゴいてくれ、20sダイエットに貢献してくれた三浦さん(H28卒)、

打撃で悩んでいるときによく相談に乗ってくれた勁介さん(H29卒)や大瀬さん(H29卒)、

毎朝早くから、バッティングに付き合ってくれた学生スタッフの中濱(政4 慶應義塾)、西村(法4 慶應義塾)、柴(環4 慶應義塾)。

特に西村は投げすぎが原因で肩が痛くなったときでも、嫌な顔せず次の日も投げ続けてくれました。

いろんな話をして、苦しみを分かち合った大島(総4 桐朋)、

粗相をして、今後どうしていいかわからない時に朝練に誘い続けてくれて、変わるきっかけをくれた有賀(商4 慶應義塾湘南藤沢)、

何故か僕のことを「校長」と呼び続ける羽柴(商3 浅野)とあだ名を作り続ける油科(環4 川和)と田口(商4 慶應義塾)、

日吉で良くお世話になっております、城下(文3 韮山)と大野(商2 時習館)、大塚(総2 一宮)、

永遠のライバル、谷諒太郎(商3 サレジオ学院)。


書き出せばキリがありませんが、本当に多くの人に助けられてここまで来ました。全く思い通りのプレーが出来ず、苦しい日々が続いた3年半でしたが、彼らの支えで乗り越えることができました。

残りの2カードで、どんな形であれチームの勝利に貢献することが、部への恩返しになると思います。

時間は限られていますが、自分の出来ることを最大限行っていきたいです。


次のブログは、夏合宿で共に小名浜球場を盛り上げた森田宗一郎(経4 慶應義塾 写真右)に託したいと思います。思えば3年前の僕たちが1年生の頃、Bチームの練習を仕切っていたのは当時4年生だった井上泰輔さん(H27卒)と新井惇起さん(H27卒)でした。僕と森田が偶然にも彼らと同じ立場になり、その苦しさを共に体感しながら、力を合わせて前に進んで来ました。
今季リーグでサードコーチャーとしてチームを盛り立てる彼の熱いブログを期待しましょう。


努力だけは嘘をつかない


4年 鈴木貴
9月27日

9月27日

こんばんは。
本日のブログを担当します、伊藤雅彦(経4 関西大倉)です。先日のブログ担当の櫻井忠樹(経4 Dwight School London)は持ち前の明るさでチームを引っ張っており、頼もしい存在です。

彼と初めて出会った時のことは今でも鮮明に覚えています。「おはようございます。部室はどこですか。」と至近距離から大きな声が聞こえてきたので振り返ってみると、学ランのボタンが今にも飛び散りそうになっている彼の姿がありました。

部室まであと数十メートルなのに迷ってしまうかわいさ、見る者を自然と笑顔にさせる明るい雰囲気。運動は苦手そうだけどとても礼儀正しい良いマネージャーが同期に入ったなあ、と感心していました。

しかし、後日練習に出た時、真っ白のユニフォームに身を包んだ彼を見て、驚きを隠せなかったことを今でも記憶しています。そんな彼ですが、今では六大学屈指のスラッガーとして活躍しています。

「大好きなチョコレートの量を半分に減らした」と語るように大幅な肉体改造に成功。さらに1、2年生の時に集中的に取り組んだ、ポール間を20往復するという徹底的な走り込み。

これら以外にも様々な要因があると思いますが、入部当時と現在の彼を比較してみると、血の滲むような努力をしてきたことが容易に伺えます。残りのリーグ戦でもはち切れんばかりの笑顔と得意の打撃で活躍してほしいです。

さて、本日は基本的な練習から実践的な練習まで幅広く行いました。各自が自分に足りない部分を意識しながら練習に取り組んでいたので、非常に充実した時間を過ごせたのではないでしょうか。昨日よりも今日、今日よりも明日というように着実にレベルアップしていきたいものです。

私の4年間での収穫は、組織内で各自がどのように立ち居振る舞うかを観察し、学べたことです。このようにすれば人を動かせるのか、このようにして競争に勝つのか、このように発言すれば印象が良くなるのか等々、社会に出たら役立ちそうなことを多く学ぶことができました。これらのことを将来活かしていきたいと思います。

次回のブログは鈴木貴(文4 清水東 写真左)に引き継ぎます。彼は4年間、熾烈な競争が必至の代打枠で戦い続けた打撃職人です。両手に肉球と見間違える程の大きなマメがあることから、この4年間私たちの想像を絶するようなトレーニングを続けてきたことが分かります。

また、周囲からの信頼も厚く、彼から野球技術だけでなく、優れた人間性や人生観を吸収しようとしている下級生は数多くいます。高校、大学時代において記録にも記憶にも残る彼の熱い文章に期待しましょう。

4年 伊藤雅彦
9月26日

9月26日

こんにちは。
フレッシュマン田中雄剛(経1 慶應義塾湘南藤沢)から紹介に預かりました櫻井忠樹(経4 Dwight School London)です。雄剛は同じ縦割り班ということもありますが、朝練の常連メンバーで頑張っている彼の姿に過去の自分を重ねてしまいます。

本日は首脳陣の方々が天王山と謳うリーグ戦対立教大学第3戦が早稲田大学東伏見グラウンドで行われました。有賀慎一郎(商4 慶應義塾湘南藤沢)の3ランホームランなど打線が爆発、9-4で本塾が大勝し、勝ち点をもぎ取りました。


そして、4年生の引退も間近ということで、ここから4年生のラストブログリレーの連載が始まります。みんなアツい人たちなのでかなり文章量は多くなると思いますが、どの代よりも「個性的」の言葉が似合う僕たちの最後のブログをお楽しみください!





「お前が試合に出る日が来るとはなあ」



これは久方ぶりにお会いした先輩の方々、そして練習のふとしたときに同期がつぶやく一言です。
そう言われるのも無理はないでしょう。
僕は161cm、78kg、おおよそ野球選手とは思えない身体をもって慶應義塾大学體育會準硬式野球部に入部致しました。


高校時代に草野球しかやってこなかった自分は他の選手より圧倒的に劣っており、気の緩みから粗相を繰り返し、同期、そしてチーム全体に迷惑をかけ続けました。
チームのお荷物でした。
そうした日々を過ごしていく内に、僕は自信喪失、限界を低いレベルで留めるようになりました。


そんな中、2年春、当時の幹部の方々との面談で、三浦さん(H28卒)から

「自分に限界を作るな。せっかくやるならスタメンを目指せ!」

と檄を飛ばされました。

この言葉を聞いて、自分のような人間でも期待されていると感じ、練習に身が入るようになりました。


これは有賀が捕手陣に言ってることに通じています。

彼は常日頃、六大No.1を目指せと言い続けています。
彼は、六大No.1を目指してようやくスタメンを獲得できる、と言っていましたが、既に2回のベストナインを獲得し関東選抜にも選ばれました。
本当にスゴい奴だと尊敬しています。


結果として、僕は三浦さんが檄を飛ばしたようなスタメンの選手になれることができませんでした。
しかし、最初からスタメンを目指していなければ、自分の作った限界から抜け出せずに試合にも出ることもできなかったと感じます。ですので、後輩のみんなも限界を作らずにスタメン、ベストナインと志高く部活に取り組んでほしいと思います。



今思い返せばたくさんの人に支えられてきました。


国外から僕の活躍にお祝いのメッセージをくれた家族。


僕の日常生活を支えてくれた2人のおばあちゃま。


度々、迷惑をかけたのに見捨てなかった同期及び先輩の方々。


3秋オープン戦から重宝してくださった首脳陣の方々。


引退してからもお世話になっている岡村さん(H29卒)。


早い段階から「グローブを捨てろ」と僕の打撃の才を見出してくれた名田屋さん(H29卒)。


態度はなっていないけれど、自分のランダムな行動を受け入れてくれた後輩たち。



全ての人を事細かに書き連ねることはできませんが、この恵まれた環境の中、僕たちはまだ優勝を信じて前に進むことができます。

残念ながら今季、自分個人としては不甲斐ない結果が続いていますが、本塾が優勝するためにできる最善のことをしていきます。



さて明日は同じ捕手である伊藤雅彦(経4 関西大倉 写真中央)に託します。彼については、下級生の頃までは自分の技術向上にしか関心がないと思っていたのですが、上級生になるにつれて投手や後輩に親身にアドバイスしている姿をみて印象がだいぶ変わりました。
普段は口数が少ないですが、聞かれればミーティングで自分の意見をしっかり言う彼のブログに期待しましょう。



I'm counting on you ;)


自分を信じない奴なんかに努力する価値はない



4年 櫻井忠樹
9月25日

9月25日

こんにちは。
高校3年間の苦楽を共に過ごした小野一真(商1 慶應義塾湘南藤沢)から紹介に預かりました、田中雄剛(経1 慶應義塾湘南藤沢)です。高校の時には投手も兼任していたほどの強肩が、いつかチームのピンチを救う時が来るのが待ち遠しいものです。

本日、早稲田大学東伏見グラウンドにて東京六大学秋季リーグ戦対立教大学第2戦が行われました。結果は1-4で敗戦いたしました。しかし、明日勝てば立教大学から勝ち点を獲得することができるため、気を落とさず、切り替えて明日の第3戦に挑みたいと思います。応援してくださった皆さんありがとうございました。明日もよろしくお願いいたします。

次回のブログから4年生の先輩方のラストブログリレーが始まります。トップバッターは、私が4年生の先輩方の中で1番お世話になっている、笑顔がトレードマークの櫻井忠樹さん(経4 Dwight School London 写真)に回したいと思います。忠樹さんは練習や試合で常に明るい声を出し、声でチームを引っ張っていて、私が最も尊敬する先輩の1人です。
それでは、忠樹さんお願いします!

1年 田中雄剛
9月24日

9月24日

こんばんは。
長身な体から投げ込まれるノビのあるストレートが魅力的な古田真悟(文1 慶應義塾)から紹介に預かりました小野一真(商1 慶應義塾湘南藤沢)です。彼の闘志溢れるピッチングに今後期待しましょう。

本日、早稲田大学東伏見グラウンドで東京六大学秋季リーグ戦対立教大学第1戦が行われました。結果は3対2、本塾が勝利を収めました。足で相手チームをかき回し、ピッチャーはしっかり立教打線を抑え込み、勝利を掴み取りました。この試合に向けて明治戦後、練習し続けた結果がしっかりと出たように感じられました。明日の試合も部員全員で向かっていき、勝ち点を連勝で取りに行きます。

次回のブログは、高校3年間を共に過ごした田中雄剛(経1 慶應義塾湘南藤沢 写真中央)に託したいと思います。彼の華麗なグラブさばきにはいつも驚かされています。
では、雄剛よろしく!

1年 小野一真
9月23日

9月23日

こんばんは。
ウエイトトレーニングにより鍛え上げられた強靭な体から力強い打球を放つ竹増俊一郎(商1 慶應義塾湘南藤沢)から紹介に預かりました古田真梧(文1 慶應義塾)です。彼のウエイトトレーニングに対する意識の高さには常に刺激を受けております。近い将来きっとチームを救う一発を放ってくれることでしょう。

本日は生憎の天気により予定されていた東京六大学秋季リーグ戦立教大学第1戦が中止となり、リーグ戦メンバーは室内練習場で調整を行い、メンバー外は自宅での調整となりました。メンバー外の選手は限られた練習しかできませんが、その限られた時間を工夫し効率良く使うことによって実力を上げていくことが必要です。私達1年生の技術向上がチーム全体の底上げに繋がるため意識高く練習に取り組んでいきたいと思います。

次はその左腕で外野から美しい伸びのある返球をする小野一真(商1 慶應義塾湘南藤沢 写真右)にブログを託したいと思います。
それでは小野ちゃんよろしく!

1年 古田真梧
9月22日

9月22日

こんばんは。
その身体からは想像もつかないような打力、肩力を持ち、チームを引っ張る塚田涼太(経1 水戸第一)から紹介に預かりました竹増俊一郎(商1 慶應義塾湘南藤沢 写真右)です。彼の鋭い指摘、冷静な判断は捕手としてチームを導く上で非常に頼もしい限りです。

本日は明日に控えた立教大学戦に向けて全体練習をし、しっかりと最後の調整を行いました。本日の練習は雰囲気が非常に良く、個々の技術向上、最終調整に加え、チーム全員が声を出し、互いを鼓舞しあいながら久々の全体練習によりチーム全体の士気を上げ、明日の立教大学戦に向けてベストな状態を作ることができたと思います。

リーグ戦はベンチ内外共に一丸となって戦いに挑めば勝てる力はあると思います。明日の立教大学戦では試合に出る選手は自分にできる最高のプレーを、試合に出ない選手は応援をチームの勝利のためにしていきたいです。

次にブログを回すのは、力強く豪快な投球が持ち味の古田真梧(文1 慶應義塾 写真左)に託したいと思います。
それでは古田よろしく!

1年 竹増俊一郎
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