10月3日

10月3日

こんばんは。

稲田隆二(法4 海陽学園)から紹介に預りました、本年度体育会主務を務めさせていただいております中濱遼(政4 慶應義塾)です。
まさかあんな恥ずかしい言葉をかけていたとは、、、(笑)
彼とは常にチームの勝利という目標のためにぶつかり合いながら、より良いチーム像を追い求めてきました。
彼は常に「チームの勝利のために」を念頭に置き、日々の練習メニュー等を決めてくれました。
色々な葛藤を押し殺して、心を鬼にして、様々な決断を下してくれました。
本当に感謝しかありません。



今日は残された東大戦に向けて、練習を行いました。ベンチ入り争い、レギュラー争いも激化しており、良い緊張感を持って練習ができたのではないでしょうか。
また午後にはメンタルトレーニングを行いました。ここで学んだことをしっかり試合に生かしていきたいと思います。





さて毎年皆の文才の高さに驚く4年生のラストブログ。書き出しが物凄く難しいと感じた4年目の秋です。


少ししか書かないとか皆に言っていたのに長くなっちゃいました、お付き合いください。



4年間のことを振り返ろうとは言ってもスタッフに転向する2年秋より前のことはそれほど印象に残っていません。
紅白戦でのサヨナラタイムリーエラーくらいでしょうか(笑)



スタッフ転向から2年間、集大成の4年生。

3年秋に優勝したものの、スタンドで優勝を見届けた私は、自分達の代で優勝してこそ本当の喜びがあると信じてきました。

そのために誰よりもノックを打ち、
誰よりも打撃投手として球を投げました。



16年間の野球生活の中で最も本気で野球と向き合い、取り組んできました。



正直選手を続けていたら?と考えるときもありました。



みんなのように選手として勝利を決定付ける活躍をしたかった。



ただスタッフになったことに後悔はしていません。



なぜならこの2年間が一番野球が楽しく、充実していたから。



しかし自分達の代での優勝は果たすことはできませんでした。


はっきり言って悔しさしか出てきません。



あの時ああしていれば。
あの時もっとなにかしていれば。


挙げればキリがないです。



思い返せば高校でも史上最弱の代と呼ばれ、野球人生で良い思い出というのは数えるくらいしかないように思えます。


人生そんなに上手くはいかない。まだまだ精進しろ、この悔しさを糧にして次に生かせ。そう言われているような気がしてなりません。




後輩たちへ。
悔しい経験や後悔は人間誰しもが味わうことだと思います。

全くないなんてことはありえません。


ただ成し遂げたいことがあるならば、未来で悔しい思いをしないために、後悔をしないために、今日という1日を、明日という1日を全力で過ごしてほしいと思います。


昨日には戻れません。未来は前にしかありません。

ただがむしゃらに、前に進んでほしい。


4年間はあっという間と言う人がいるけど、意外と長いです。
1日の過ごし方で、未来は大きく変わります。
いまからでも間に合います。

私達が果たせなかった夢を果たしてください。




優勝も経験させてもらい、悔しさも死ぬほど経験させてもらった4年間。
何にも代えがたい貴重な時間を過ごさせてもらいました。



そんな貴重な時間は多くの人に支えられて過ごすことができました。


體育會組織のあるべき姿、野球人・社会人としてのあり方を厳しく教えて下さった、山本部長・織戸監督・嶋川コーチ・矢田コーチ・松本コーチ・OBの方々。


いつも応援に駆け付けてくださる保護者の方々、應援指導部。


3年生の頃大きな背中でチームを優勝へ導いてくださった先輩方。
特にスタッフでお世話になった山本裕哉さん(H29卒)、田中優作さん(H29卒)、、、、大脇さん(H29卒)。




そして現チームのみんな



早稲田大学の斎藤佑樹が大学最後の早慶戦の際、

「斎藤佑樹はずっと何か持ってると言われていました、それは仲間です」

と話していたとき、早慶戦に負けた腹いせもあって私は「ハンカチじゃないのかー」と野次を飛ばしていましたが、

今となっては斎藤佑樹の言っていた仲間の大切さを痛感させられています。
斎藤佑樹さん、申し訳ありませんでした。



色々やらかす奴が多いけど頑張ってほしい1年生。


ヤクルトが負けるとすぐいじってきたり、若干(相当?)なめているけどポテンシャルがめちゃ高い2年生。


ご飯つれてけとうるさい大好きな3年生。




そして個性が強すぎてぶつかることも多々あったけど、お互いにお互いを真剣に考えてくれる同期。


特に季節を問わず何千球、何万球と打撃投手をさせられた有賀(商4 慶應義塾湘南藤沢)、貴(文4 清水東)、忠樹(経4 Dwight School London)、時々富田(経4 桐朋)。

もう投げなくていいと思うとせいせいするような、悲しいような、、、


あと森田(経4 慶應義塾)は10年間、嶋内(政4 慶應義塾 写真)と田口(商4 慶應義塾)は7年間同じ部活でした。色々あったな、ありがとう




一番お世話になった頼りがいのあるスタッフ陣!


部活外の時間もめちゃくちゃチームのことを考えてくれる稲田。


鉄腕&運営の権化・西村(法4 慶應義塾)。


中学野球部からの付き合いでスタッフになってからなぜか肩が良くなった柴(環4 慶應義塾)、、、、

ほんとになんで?


チーム運営を冷静に見てくれる晴名(商4 慶應義塾NY学院)。


投手陣顔負けの投球を見せる野球小僧・五島(経3 慶應義塾湘南藤沢)。

(大脇・中濱のバッピ2枚看板時代は終わり、西村・五島の2枚看板になりました)


2人で仲良くチームを引っ張ってね!祥輝(文3 洛星)と新楽(理3 浦和西)。


ついつい頼ってしまう敏腕キャリアウーマン優乃(文3 慶應義塾湘南藤沢)。


数少ないヤクルトファン仲間の飯山(法2 芝)。


走り方が部で1番きれいな順(政2 白百合学園)。


年下とは思えないほど親身に相談にのってくれる文香(経2 慶應義塾湘南藤沢)。


練習のサポートぶりが素晴らしい1年生マネージャー陣。




忘れてはいけないのが大島主将(総4 桐朋)。
主将として運営と野球の両立は本当に難しかったと思う。今更ながらもっとサポート出来たんじゃないかっていう申し訳なさもあるけど、本当にありがとう。




ここには書ききれないほど、本当に多くの人に支えられて、人生の財産ともなるべき時間があったのだと思います。

4年間とても楽しかったです。
ありがとうございました。


しかし感慨にふけるにはまだ早いです。

リーグ戦はまだ残っています。


今年のチームは、新チーム発足時に比べれば何段も何十段も成長し続けてきました。


そしてそれは現在進行形だと思っています。


今年のチームの集大成を多くの人に見てもらいたいです。


いわゆる慶應らしいスマートな野球ではないかもしれません。


お世話になったすべての方への感謝を込めて、最後まで泥臭く戦いたいと思います。




そろそろ次の人にバトンを渡そうと思います。
バトンを渡すのは嶋内隆介です。

彼とは高校の部活も一緒、大学の部活も一緒、大学の学部も一緒、大学のクラスも一緒。
運命です(笑)

ミーティングでは常にチームの走塁力向上のために様々なアドバイスや意見を発信してくれました。

走塁への意識の高さはチーム1といっても過言ではないでしょう。

あんなに走っているのに最近少し太った気がするのは私だけでしょうか、、、

走塁チーフとしてこの1年間走り抜いた彼のブログに期待しましょう。
しまさん、よろしく!



成功の反対は失敗ではなく「やらないこと」だ

4年 中濱遼
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