10月4日

10月4日

こんばんは。

塾高から7年目の仲、そして大学ではクラスまでも一緒になってしまった腐れ縁の中濱遼(政4 慶應義塾)からバトンを受け取りました、嶋内隆介(政4 慶應義塾)です。


大学入学当初、ラクロス部に入っていた私は準硬式野球部に入ることなど微塵も頭にありませんでした。
しかし、「野球がしたい」と純粋に思い、クラスメイトの中濱に相談したのを覚えています。

もし中濱がいなかったらこの部に入っていなかったかもしれません。
そんなきっかけをくれた中濱には感謝しています。

また、彼のスタッフとしての責任感やチームへの想いには誰もが一目置いていて、私も彼のそんな部分を尊敬しています。
私たちの代で初めてのスタッフが彼で良かったと思っております。


本日は秋リーグ戦最終カードである東大戦に向けて、4年が中心となった引き締まった練習となりました。
残り10日余り、最後まで後輩に伝えられることは伝えるようにと、後輩たちとのコミュニケーションが目立った練習でした。



さて、同期のみんなが感動的なブログを書いている中、私のブログは少し自己満足のような形になってしまうかもしれませんが、どうかお付き合いください。



私はこの3年半で 「役割」 の大切さを学ばせてもらったと考えています。


財務の仕事であったり、
ひたすらに走塁、三塁コーチャーをすること、
最近ではスタッフが足りない時にノックを打つなど、
その時々での自分の役割を考えてチームのために行動してきたつもりです。


地味な仕事でも、感謝された時は嬉しいこともありましたが、目立たない役回りだからこそ、
試合で活躍している同期を見るのが悔しかったり、
なんで自分だけいつもチャンスがないんだと、
不満に思うことばかりでした。


ただそんな時でも一つ心に思うことがあり、
結局自分は役割に徹することができました。


それは同期でスタッフになった中濱、稲田(法4 海陽学園)、西村(法4 慶應義塾 写真)、柴(環4 慶應義塾)の想いです。


彼らも私たちと同様、プレーで活躍することを願って入部してきました。
しかし、そんな彼らは自分の想いとは裏腹に、チームのためにスタッフという役回りを担ってくれました。


誰かがやらなくてはいけない役回り、
私もスタッフという選択を考えたことがありましたが、
そこで自身の活躍を優先し、踏み出すことができませんでした。


そんな私にとって彼らは本当にすごい存在で、
部活が終わった後の時間もチームのために割いてくれる彼らには感謝しかありませんし、彼ら無しに今のチームはありません。


勝手ながら、そんな彼らの分まで走り続けてきたつもりです。


感謝の想いを胸に、あと10日余りも全力で走り抜けます。

後輩のみんなも同期のスタッフには感謝を忘れずに。



そしてもう一つ、自分は「役割」を認識して、そこでの努力を重ねてきたつもりですが、結局役割内に収まるだけではおもしろくないことに気づきました。


時には左打ちにしたり、
外野手をやったり、
いろんな挑戦を通すことで野球を楽しむことができました。


後輩のみんなは、これからも口酸っぱく「役割」を果たせと言われると思いますが、それだけに目を向けず、
時には殻を破った行動も大切だと思います。
結局決めるのは自分ですし、よく言われますが、やらない後悔よりやる後悔です。


ただやるならとことんやりましょう。


中濱が昨日のブログで言っていたように、未来は前にしかありません。


偉そうなことは言えませんが、人生のうちでこんなに好きなことに打ち込めるのは今しかありません。

とにかくやってみればどうにかなります。笑



最後になりますが、この3年半お世話になった先輩方、後輩達、そして最高の同期への感謝で締めさせていただきます。


毎日あんな朝早くから我々を指導してくださった、織戸監督、嶋川コーチ、矢田コーチ、松本コーチ、そして試合には必ず足を運んでくださる三麦会の方々。


適当なことを言ってると思いきや、しっかり周りを見てくれていた才茂さん(H28卒)。


リーグ戦ベンチでは私のグローブをこよなく愛し、離さない名田屋さん(H29卒)。


私がベンチにいれば「なんでお前いるの?」、
ベンチから外れれば「なんでユニフォーム着てないの?」、とめちゃくちゃなことを言う渡邊勁介さん(H29卒)。


文句言いながらも飯だけは無限に奢ってくれる大脇さん(H29卒)、
これからも30年くらいよろしくお願いします。


頼りになるスタッフ陣であった田中優作さん(H29卒)、山本裕哉さん(H29卒)。


様子がおかしい後輩達である羽柴(商3 浅野)や石渡(経3 多摩大学目黒)、


先輩である私の守備をいじり続ける五島(経3 慶應義塾湘南藤沢)、下川(経2 慶應義塾)、出町(経2 慶應義塾)。


最近は普通にタメ口のかわいい後輩猪砂(法2 慶應義塾志木)、


どこか放っておけない田中杜人(政2 時習館)、鱗原(法2 湘南)。


そして何より最高の同期達。



ミーティング部かよ!って思うくらい学年ミーティングを重ねたのは真剣に野球に取り組んでた証拠。


一時期スタメンを取るまでに、叱咤激励して共に練習に取り組み続けてくれた有賀(商4 慶應義塾湘南藤沢)、


夜の10時過ぎまで一緒に室内練習場に籠った柴、


なんかもういろいろ最高なアニキ油科(環4 川和)、


口下手だけど熱い男、大島(総4 桐朋)、、。


同期はこれからも嫌という程よろしく。


ここには挙げきれないほどに最高の仲間と出会えて、幸せな3年半でした。

本当にありがとうございました。



明日のブログは、西村厚人に回します。下級生の頃から同じ内野手として、朝早くからノックやティー、練習が終わればウエイトトレーニングに励み、切磋琢磨してきた良きライバルです。

そんな彼は下級生の頃は連盟主務、4年になってからは運営統轄責任者としてチームを支え続けてきました。
「支える」という言葉が軽く感じるほど、彼はチームのために尽力したと言えます。

たぶんこれは同期の誰もが思ってることでしょう。
このブログだけでは感謝しきれないので、私は生涯かけて彼に恩を返すつもりです(笑)

社会人になっても今と同じように楽しくお酒を飲んで、共通の趣味を持ち、語り合える最高の仲間です。これからもよろしく。

All things are possible.



4年 嶋内隆介
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