10月11日
こんばんは。
竹原雅貴(理4 横浜翠嵐)からブログリレーのバトンを受け取った井筒陽介(経4 慶應義塾湘南藤沢 写真左)です。
「エース」
というのは、やはりさすがなもので、本当に頼もしい存在でした。
個人的にも何度エラーをして、何度竹原に救われて来たか分かりません。
僕をさんざんいじり倒してきた彼を褒めるのもなんかいやですが、
彼のピッチングの後ろはとても守りやすく、楽しかったです。
今週末、東大戦を完封したら、彼のパンチパーマをわしゃわしゃしてやろうと思います。
絶対に勝って、Aクラス入りしよう。
さて、引退までのこり4日。
ついに回ってきたラストブログ。
言いたいこと、伝えたいことが多くて全然まとまらなかったけど、最後まで読んでください。
「全力であり続けること」
最後の1年間、特にこだわったことです。
その背景には
「自分のため」から「人のために」という変化がありました。
正直、入部当初の僕は、チームが勝とうが負けようがあまり気にしていませんでした。
1年の秋からベンチに入り、2年の春にレギュラーとなりました。
ただ自分が試合に出たくて、試合でヒットを打ちたくて、同期の誰にも負けたくなくて、がむしゃらに練習してきました。
秋には、3番を任されるようになり、打席に入るのがあそこまで楽しみな時期はありませんでした。今思うと、本当に好き勝手自由にやらせてもらっていて、先輩方にたくさんフォローしてもらったと思います。ありがとうございました。
とにかく、自分の成長が楽しかったし、チームが勝っても負けても、楽しい日々でした。
しかし、3年生になって、
チームが勝つために死にものぐるいで努力する先輩がいて、
先輩たちが大好きになって、チームが好きになって、無性にチームで勝ちたくなって、先輩たちのために、チームが勝つために練習に励むようになりました。
結果として、個人的に結果は残せず、あまり貢献できませんでしたが、
15季ぶりとなるリーグ優勝を成し遂げることが出来ました。
悔しさはありましたが、個人的に活躍したときとは比べ物にならない達成感と嬉しさも同時にありました。
そして、最高学年になって、支えてくれる人が増えました。
チームのために、選手の道をやめて、肩肘ぼろぼろになってまでサポートしてくれた
柴(環4 慶應義塾)、西村(法4 慶應義塾)、稲田(法4 海陽学園)、中濱(政4 慶應義塾)のために。
ベンチに入れず悔しい想いをしていた4年生のために。
体にがたが来始めたとぼやきながらも毎日グランドに来て叱咤激励してくれる監督やコーチ陣のために。
バナナ食べるたんびに揃ってサルって言ってくるけど、チームを支えてくれているマネージャー陣のために。
毎カード遠い所まで応援に駆けつけてくれる應援指導部やチアのために。
ベストナインはまだかと煽り気味に、自分の活躍を気にしてくれる高校時代の友人のために。
優勝を味わせてくれた先輩方のために。
まだ優勝を味わったことがなく本当の準硬の楽しさを知らない1年生のために。
あげたら切りがないけど、
本当に多くの人に支えられてきて、この人たちのために勝ちたいと本気で思うようになりました。
この人たちのために勝つんだと思うと、自然と足は動いたし、朝練のノックからでもいくらでも飛びつけました。
むしろ、全力でいないと、ノックを打ち続けバッピを投げ続けてくれたスタッフや、
「たのむ、勝ってくれ」
とベンチに入れなかった悔しさを押し殺してエールを送り続けてくれた田口(商4 慶應義塾)や油科(環4 川和)に顔向けできませんでした。2人の言葉は実はとてつもなく重くて、背負っているものの大きさを感じたけど、頑張らなきゃと奮い立たせてくれました。
支えてくれる人たちのささいな
「頑張れ」
の一言が、どれほど力になったか言葉では表せません。
本当にありがとうごいました。
そして、後輩に何か残すために。
このチームでの優勝は消え、死ぬほど悔しいけど、
優勝を目指すと同時に、この1年間、後輩たちに何か残そうとやってきました。
後輩なのに仲良くなりすぎて、全力少年や一生懸命くんとからかってくる奴ばっかだったけど、そう言われるのは正直嬉しかった。そして、張り合って全力で走ってくる奴とか、朝練でドロドロになってる奴を見るともっと嬉しかった。
自分の全力であり続ける姿勢が後輩たちの記憶に残って、今後の野球人生に良い方向に影響したら良いなと思います。
個人的にたくさん言いたいことはあるけど、それは引退してから伝えることにしました。
とにかく、失敗を恐れず、全力で駆け抜けてください。
この4年間、たくさん失敗したけど、今となっては全て財産になっています。
苦労しがちの奴の方が最終的にはでっかい人間になります。
本当に生意気で、アホばっかで、なめてるやつばっかりだったけど、
一緒に野球できて本当に楽しかった。ありがとう。
アホみたいに練習して
アホみたいに苦しんで
アホみたいに楽しめよ
そして最後になったけど、同期のみんな。
本当にこの代で良かったと何度も、何度も思いました。
死ぬほど話し合って本気でぶつかったからこそ、今何でも言い合える関係になっていると思う。4年間で1番の財産です。
ありがとう。
さて、
想いをつらつらと書き連ねたので、そろそろバトンを次に回したいと思います。
昨日バトンを繋いでくれた竹原は、僕を1番いじってきたと言っていますが、
残念ながら2番手です。
有賀慎一郎(商4 慶應義塾湘南藤沢 写真右)がいます。
iPhoneを冷凍庫に隠したり、、、
合宿のバスに乗る10分前に僕の荷造りを終えたスーツケースをこっそり解体し、部屋のあちこちに荷物を隠したり、、、
正直、仲のよろしくない時期もあったかと思います。笑
しかし、今では信頼している同期の一人です。
誰よりも厳しい声をかけてくれ、誰よりも褒め声をかけてくれました。
試合でエラーをしたとき、
ヒットを打ったとき、
誰よりも真っ先に声をかけてくれるのは彼でした。
気づけば、彼と野球をするのは今年でもう10年目です。
年々タイムが速くなる彼のキャッチャースローを捕り続けてきました。
僕が最後のブログリレーを繋ぐのは有賀しかいないでしょう。
過去、2度のベストナインを獲得し、
先日の対立教大学第3戦では、先制の3ランホームランを放ちました。
「怪物」
と周りに言わしめる彼の超ど級なラストブログにご期待ください!
本気の失敗には意味がある。
4年 井筒陽介
竹原雅貴(理4 横浜翠嵐)からブログリレーのバトンを受け取った井筒陽介(経4 慶應義塾湘南藤沢 写真左)です。
「エース」
というのは、やはりさすがなもので、本当に頼もしい存在でした。
個人的にも何度エラーをして、何度竹原に救われて来たか分かりません。
僕をさんざんいじり倒してきた彼を褒めるのもなんかいやですが、
彼のピッチングの後ろはとても守りやすく、楽しかったです。
今週末、東大戦を完封したら、彼のパンチパーマをわしゃわしゃしてやろうと思います。
絶対に勝って、Aクラス入りしよう。
さて、引退までのこり4日。
ついに回ってきたラストブログ。
言いたいこと、伝えたいことが多くて全然まとまらなかったけど、最後まで読んでください。
「全力であり続けること」
最後の1年間、特にこだわったことです。
その背景には
「自分のため」から「人のために」という変化がありました。
正直、入部当初の僕は、チームが勝とうが負けようがあまり気にしていませんでした。
1年の秋からベンチに入り、2年の春にレギュラーとなりました。
ただ自分が試合に出たくて、試合でヒットを打ちたくて、同期の誰にも負けたくなくて、がむしゃらに練習してきました。
秋には、3番を任されるようになり、打席に入るのがあそこまで楽しみな時期はありませんでした。今思うと、本当に好き勝手自由にやらせてもらっていて、先輩方にたくさんフォローしてもらったと思います。ありがとうございました。
とにかく、自分の成長が楽しかったし、チームが勝っても負けても、楽しい日々でした。
しかし、3年生になって、
チームが勝つために死にものぐるいで努力する先輩がいて、
先輩たちが大好きになって、チームが好きになって、無性にチームで勝ちたくなって、先輩たちのために、チームが勝つために練習に励むようになりました。
結果として、個人的に結果は残せず、あまり貢献できませんでしたが、
15季ぶりとなるリーグ優勝を成し遂げることが出来ました。
悔しさはありましたが、個人的に活躍したときとは比べ物にならない達成感と嬉しさも同時にありました。
そして、最高学年になって、支えてくれる人が増えました。
チームのために、選手の道をやめて、肩肘ぼろぼろになってまでサポートしてくれた
柴(環4 慶應義塾)、西村(法4 慶應義塾)、稲田(法4 海陽学園)、中濱(政4 慶應義塾)のために。
ベンチに入れず悔しい想いをしていた4年生のために。
体にがたが来始めたとぼやきながらも毎日グランドに来て叱咤激励してくれる監督やコーチ陣のために。
バナナ食べるたんびに揃ってサルって言ってくるけど、チームを支えてくれているマネージャー陣のために。
毎カード遠い所まで応援に駆けつけてくれる應援指導部やチアのために。
ベストナインはまだかと煽り気味に、自分の活躍を気にしてくれる高校時代の友人のために。
優勝を味わせてくれた先輩方のために。
まだ優勝を味わったことがなく本当の準硬の楽しさを知らない1年生のために。
あげたら切りがないけど、
本当に多くの人に支えられてきて、この人たちのために勝ちたいと本気で思うようになりました。
この人たちのために勝つんだと思うと、自然と足は動いたし、朝練のノックからでもいくらでも飛びつけました。
むしろ、全力でいないと、ノックを打ち続けバッピを投げ続けてくれたスタッフや、
「たのむ、勝ってくれ」
とベンチに入れなかった悔しさを押し殺してエールを送り続けてくれた田口(商4 慶應義塾)や油科(環4 川和)に顔向けできませんでした。2人の言葉は実はとてつもなく重くて、背負っているものの大きさを感じたけど、頑張らなきゃと奮い立たせてくれました。
支えてくれる人たちのささいな
「頑張れ」
の一言が、どれほど力になったか言葉では表せません。
本当にありがとうごいました。
そして、後輩に何か残すために。
このチームでの優勝は消え、死ぬほど悔しいけど、
優勝を目指すと同時に、この1年間、後輩たちに何か残そうとやってきました。
後輩なのに仲良くなりすぎて、全力少年や一生懸命くんとからかってくる奴ばっかだったけど、そう言われるのは正直嬉しかった。そして、張り合って全力で走ってくる奴とか、朝練でドロドロになってる奴を見るともっと嬉しかった。
自分の全力であり続ける姿勢が後輩たちの記憶に残って、今後の野球人生に良い方向に影響したら良いなと思います。
個人的にたくさん言いたいことはあるけど、それは引退してから伝えることにしました。
とにかく、失敗を恐れず、全力で駆け抜けてください。
この4年間、たくさん失敗したけど、今となっては全て財産になっています。
苦労しがちの奴の方が最終的にはでっかい人間になります。
本当に生意気で、アホばっかで、なめてるやつばっかりだったけど、
一緒に野球できて本当に楽しかった。ありがとう。
アホみたいに練習して
アホみたいに苦しんで
アホみたいに楽しめよ
そして最後になったけど、同期のみんな。
本当にこの代で良かったと何度も、何度も思いました。
死ぬほど話し合って本気でぶつかったからこそ、今何でも言い合える関係になっていると思う。4年間で1番の財産です。
ありがとう。
さて、
想いをつらつらと書き連ねたので、そろそろバトンを次に回したいと思います。
昨日バトンを繋いでくれた竹原は、僕を1番いじってきたと言っていますが、
残念ながら2番手です。
有賀慎一郎(商4 慶應義塾湘南藤沢 写真右)がいます。
iPhoneを冷凍庫に隠したり、、、
合宿のバスに乗る10分前に僕の荷造りを終えたスーツケースをこっそり解体し、部屋のあちこちに荷物を隠したり、、、
正直、仲のよろしくない時期もあったかと思います。笑
しかし、今では信頼している同期の一人です。
誰よりも厳しい声をかけてくれ、誰よりも褒め声をかけてくれました。
試合でエラーをしたとき、
ヒットを打ったとき、
誰よりも真っ先に声をかけてくれるのは彼でした。
気づけば、彼と野球をするのは今年でもう10年目です。
年々タイムが速くなる彼のキャッチャースローを捕り続けてきました。
僕が最後のブログリレーを繋ぐのは有賀しかいないでしょう。
過去、2度のベストナインを獲得し、
先日の対立教大学第3戦では、先制の3ランホームランを放ちました。
「怪物」
と周りに言わしめる彼の超ど級なラストブログにご期待ください!
本気の失敗には意味がある。
4年 井筒陽介