9月25日

9月25日

高校時代はそこそこ尊敬していた先輩ですが、今ではプライベートの悩み相談を積極的に私にするようになった名田屋秀平(商4 慶應義塾)から紹介されました藤川淳(経4 慶應義塾 写真左)です。完全に立場逆転です。

名田屋は部員と話す95%の会話がふざけてます。
気に食わないことがあるとすぐ悪口に走ります。

そんな彼ですが実は非常に真面目で、いいやつです。就職活動の際、「おれの長所と短所教えて」と聞いたところ、数時間で的確な回答が返ってきました。真面目な名田屋のお陰で数々の面接を乗り越えることができました。

本日はAチームが午前練習、午後にはBチームを中心に紅白戦を行いました。全員が平等にチャンスをもらえるとはいきませんが、チャンスは誰にでも訪れます。いつどのような状況で出されてもいいように、日々準備を怠らないようにしましょう。

さて、こんなに仲が良い集団が他にいるか?というくらい仲が深まった同期、こんなに理想的な上下関係になれる集団が他にいるか?というくらい最高な後輩と野球ができるのも残りわずかとなりました。

最後のブログを書くにあたって、みんなのように過去を振り返ってみようとめちゃくちゃ考えました。なぜ野球を始めたのか、なぜ慶應に入って野球をやろうと思ったのか、なぜ準硬式野球部に入部したのか。
結果、わかりません。
気付いたらこうなってました。「初心を忘れるな」とよく言いますよね。綺麗さっぱり忘れました。

なので、私は後輩宛てのメッセージを兼ねて書こうと思います。
まだ22年間しか生きていない私が偉そうなことは言えませんが、以下のことを忘れなければ残りの野球人生必ず好転すると信じています。もちろん日常生活にも役立ってくれれば幸いです。



「将来の自分の理想像を明確に思い描き、それに向かうための目標を設定し、達成するために常にチャレンジする」

みなさん、どうでしょうか。何年後にはこうなっていたい、何十年後にはこういう生活をしていたい、来年はこういう形でチームに貢献したい...
具体的に思い描けていますか?日々チャレンジしていますか?

がむしゃらに努力し「今を生きる」ことが大切...
もちろん大切ですが、それだけではダメです。自分はこの時期までにこうなりたい!だから今はこれに取り組みこの課題を克服しようとしている!このように明確な目標を掲げ、それを達成するためのステップを一つ一つクリアしていく。ここまでできてやっと「今を生きる」意味があると思います。

そこで一つ忘れてはいけないこと。
それは日々「達成感を味わう」ことです。
人間は達成感こそ次へのモチベーションとなるそうです。そのため、最終的な目標達成までのステップで小さい達成感を味わいながら、常にモチベーションを保ちながら、物事に取り組むことが重要です。

私はこのような考え方を持つようになってから様々なことが好転した気がします。是非後輩にも知っておいてほしいです。

このことを含め、今年度内野チーフを担っていた私は今年の内野陣に次の2つのことを言い続けたつもりです。(最近は全員揃うことが少ないため言えていませんが)

・常にチャレンジし、失敗し、課題を見つけ、それを克服するためにまたチャレンジすること

・痛めている箇所を悪化させないこと

怪我ほど厄介なものはありません。目標を見失ってしまうから。ステップを踏めなくなるから。だからこそしつこく言ってきました。

さらに監督や学生スタッフに常に評価されている中で、「チャレンジ&失敗」することは決して容易ではありません。例え練習でエラーしても、チャレンジして失敗した結果のエラーなら良いと私は思いますが、首脳陣からしたらそうはいきません。ここの考え方のギャップは埋まることはないでしょう。しかし、そんな状況でも今年の内野陣は全員が日々実践できていると感じます。

何かあれば私に弱音を吐くものの、実は裏には物凄い責任感が宿る大島(総3 桐朋)。

その大島を超えるほどの責任感を持っているものの、実はとっても優しくピュアな井筒(経3 慶應義塾湘南藤沢)。

その井筒を超えるほどの優しさを持っているものの、実は物凄い考えて練習する努力家の西村(法3 慶應義塾)。

ただのキチガイかと思いきや、実は裏には物凄い熱い想いを秘めて努力を絶やさない油科(環3 川和)。

あと1年内野手としてやっていけるのかという心配が絶えない嶋内(政3 慶應義塾)。

学生スタッフへ転身後も積極的に練習メニュー改善に関わってくれる元内野手中濱(政3 慶應義塾)。

この6人の3年生内野手に加え、

練習を常に盛り上げてくれる5人の2年生内野手、
それぞれ個性溢れる13人の1年生内野手。

そして我々6人の4年生内野手。

この30人の内野陣は私の誇りです。
12年間の野球人生全て内野手としてプレーしてきましたが、最後がこのメンバーで本当に良かったです。あとは残りの試合で勝ちを積み重ねるだけ。まだまだ成長し続けます。

「長すぎる」という声が聞こえてくるので、この辺で失礼します。
明日は就職活動中、幾度となく将来の理想像について語り合った花牟礼航大(経4 慶應義塾 写真右)がブログを担当します。
彼は名田屋とは違い、会話の95%いじられています。いじられることを生きがいとしている反面、真面目に話すと見違えるほど真面目になる花牟礼は最後どのようなブログを書くのでしょうか。
期待しましょう!!

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4年 藤川淳
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