9月26日

9月26日

こんにちは!
低運動神経界ではプロ並の野球センスを持っている藤川淳(経4 慶應義塾)から紹介を預かりました、投手の花牟礼航大(経4 慶應義塾 写真左)です。CJ(藤川淳→キャンドルジュン→CJ)とは高校の頃から辛いマイナー生活を過ごした仲で、同じマイナー民として試合で活躍してくれる姿は自分の事のように嬉しいです。現在リーグ戦のポイントが101.5点と突っ走っているCJの活躍に今後も乞うご期待です。

さて引退まで残り3週間、日吉での練習はあと10日強という事で、ひしひしと引退が近づいていることを身に染みて感じています。ラストブログということで私も過去のブログのフレームワークに沿って自分の野球人生について振り返らせて頂こうと思います。 長々とした駄文になっているかと思いますがどうか最後まで見ていただけると幸いです。

まず私は1年秋に同期の松島(環4 山手学院)、貝持(経4 桜美林)とほぼ同時期に入部しました。俗に言う秋入部組です。なぜ秋まで入部しなかったのか。その背景には硬式野球部リタイアという私にとっての大きな闇があったからです。その現実を受け入れる事が出来ない惨めな空っぽな自分に嫌気が刺していました。

「それでも本気で野球がしたい。」

硬式野球部を辞めた後、一ヶ月考え抜いた末に出た結論がこれでした。この想いを叶える為に最もふさわしいと考えた団体が今所属している準硬式野球部です。
そして半年間の謹慎処分の間に2週間に1度ピッチングにお付き合い頂いた元投手コーチの曽根さん(昭和32年 甲子園優勝投手)には本当に感謝しております。

「痛いっ!」

と言いながらも、私の3球に1球叩くボールに対し、何度も何度も防具無しでストッピングをしてくださった事を今でも鮮明に覚えています。ありがとうございました。

そしてやっとの想いで入部したものの私の野球生活は「挫折の連続」でした。正直上手くいった思い出はほぼありません。
特に3年春、東大戦の開幕先発投手として投げるも、3回4失点で負け投手となってしまった経験は忘れる事が出来ません。とても悔しく自分の存在意義が見出せなくなりました。
しかし試合に出ていなくともひたむきに努力を続ける塚本さんの背中を見て、自分も変わらなければいけない、入部当時の覚悟はどこいった、と自問自答しまくりました。
そこから後悔の無いよう80m走やボールボーイを全力でやったり、ベンチでむちゃむちゃ声を出したり、ほんの少しの意識ですが自分を変えました。
冬の長期自主練期間にも有賀(商3 慶應義塾湘南藤沢)と共にリーグ戦で活躍するために色々考え、おそらく1000球くらいは投げ込みました。本当感謝してます。ありがとう。
そして試行錯誤を重ね迎えた4年春。リベンジ東大戦の機会がやってきました。ここで抑えられれば最高だったのですが、結果はあえなく打たれリベンジを果たす事は出来ませんでした。今でも、もがき苦しんでます。

こんな挫折ばかりの野球人生でしたが、だからこそ1つ言えること、

「自分で決めた目標や夢だけは絶対最後まで貫き通して欲しい」

他人からどう言われたって見られたって正直どうでもいい。でも過去の自分に笑われたら終わりなんじゃないかなって思います。
だから今の自分が過去の自分から見て恥じない生き方をしてるかどうか常に考えて欲しいです。そしてありのままの今の自分を全て受け入れ、変える勇気を持てばきっと満足した野球生活が送れると思います。

そして最後になりますが、やっぱりここまで頑張って来れたのは仲間の存在が1番大きいと思っています。
私の事を常に叱ってくれた先輩方、ほぼタメ語で同期みたいになってる後輩達、そしていじりすぎディスりすぎですが、こんな中途半端な形で入部した私を受け入れてくれた同期には本当に感謝したいと思っています。
何1つ欠けても今の自分は無いと思います。
この仲間達と最後の最後絶対優勝したいです。そして準硬式野球部に入って本当に良かったと思えるよう、引退の時が来るまで全力で突っ走ろうと思います。本当にみんなありがとう!

明日のブログはCJ同様高校の頃からの同期である吉野元(経4 慶應義塾 写真右)にバトンを渡したいと思います。彼はいたずらが大好きで、7年間でされたいたずらを挙げたらキリがありません。靴にGGをまかれ脱げない、おもりをバッグに入れられ背負えない、水に濡らしたベーティーを冷凍庫に入れられ固まり着れない、そんなしょうもない事ばかりしてます。そんなふざけてるガンツ(元→がん→GANTZ)ですが4年間の思いの丈を真面目に語ってくれるので期待しましょう!

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4年 花牟礼航大
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