9月25日

9月25日

みなさんこんにちは 慶応義塾志木高校出身の杉本祐大です。
本日より4年生のラストブログリレーが始まります。
4年生のみんなの準硬式野球部での思い出を綴ってくれるでしょう。

それでは同期からトップ指名を受けた私から、準硬式野球部での思い出を綴らせていただきます。トップに恥じないよう精一杯書かせていただきます。

私はこの準硬式野球部は辛いことも多かったですが充実した4年間だったと思います。公式戦にも多く出られ、スタメンも取れたので、入部当初目標にしていたことも達成することができました。しかしこの目標も3年生になるまでは全く届く気配がありませんでした。当時自分は「試合に出るためにはあと何人抜かなくてはいけないのか、この打席であの選手が凡退したら自分が出られるな、どうしてあの選手がベンチに入っているのかなど」自分が試合に出ることだけを考えていました。そのせいで全く結果も出ずに、ベンチ入りの候補にもなっていなかったと思います。ですがそんな自分がスタメンを取って試合に出場することができたのもある仲間がいたからだと感じています。それは高校から一緒に野球をやっているスーパー滑舌の三木渉選手です。彼はまだ大学時代公式戦でベンチに入ったことはありません。しかし彼が試合に出られない時も、怪我をしてしまった時も常に笑っている強い選手です。そんな彼に2年生の時のある勝利した練習試合の後にこう聞きました。
「自分だけ試合に出られないのに辛くはないのか?」
我ながら失礼な質問をしてしまったと思います。しかし彼は笑ってこう答えました。
「確かに辛いし、悔しいよ。でもチームが勝てれば嬉しいし、同期が活躍してくれるのも嬉しいし、自分も励みになるよ」
彼の何気ない一言で私の考えが180°変わった、変わることができた瞬間でした。その後チームが勝つためには、自分は何をすべきなのかを第一に考え練習をしていくことで、結果も付いてくるようになりました。しかし、今は残念ながら後輩に抜かれてしまいベンチにいる試合が多くなってしまいました。ですがそんな中でも彼のあの一言のおかげで、後輩の活躍を喜ぶことができ、みんなと一緒にチームの勝利を分かち合えるようになりました。(少なくとも自分はそうなったと思っています笑) そして最後のリーグ戦で優勝してチームのみんな、そして自分を変えてくれた三木選手と一緒に最高の喜びを分かち合いたいと思います。これから部の同期は、就職など別々の道に進むことになりますがずっと人生を通じて付き合っていけたらいいなと思います。

最後に三木選手(これ以降はミキティ―で)にメッセージです。今までの話と少し矛盾してしまいますがご容赦ください。
最後に私は準硬式野球でどうしてもかなえたい夢があります。それは私が塁に出て私の代走としてミキティ―が出場することです。高校の夏の大会の最終回、私が凡打をしてしまいミキティ―の公式戦初出場の機会を奪ってしまいました。残りのベンチ入り争いは東大戦しかありませんが、私は絶対に出場し塁に出ます。あとはミキティ―だけ!絶対にベンチ入りして試合に出ようぜ!

次はこのブログで幾度となく登場した三木選手に引き継ぎたいと思います。
長文失礼いたしました。
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