こんにちは。走塁の名手川崎竜志(経3 慶應志木)からバトンを受けました貝持勇樹(経3 桜美林)です。まだ引退してないんだと言われそうですが、あと一年残っています。
本日は雨のため、練習メニューは室内練習場での対戦と神殿でのスイングでした。対戦は試合に近いので、ブルペンでの投球練習では実感しにくい一球の怖さ、大切さを感じる良い練習です。ブルペンでは、甘いコースに投げても、痛打を食らうことはありませんしもう一球コースに投げようとすればいいだけです。でも、試合ではそうはいかず、ここぞというときの一球でゲームが決まってしまいます。実際、今季の秋リーグ戦の法政大学第三戦1点リードの九回裏2アウトで自分が投じた一球が試合を変えてしまいました。野球は一球のスポーツだと身をもって感じた苦い経験です。この経験をしてから、一球の怖さを意識しながら練習しなければ、接戦で勝つことはできないと思い、一球一球緊張感を持ちながら練習に取り組むようになりました。そういった意味では対戦は実戦に近く一球一球緊張感を持って投げることができるので、とてもためになる練習です。一人一人が一球に対する意識を変えて練習に取り組むだけでも、チームの力は大きく変わると思います。来春に向けて意識を高めていきましょう。
さて写真は投球直後の吉野元(経3 慶應義塾)で、失投して悔しがっているシーンです。彼も一球の怖さを体験した選手で、緊張感を持って練習に取り組んでいます。次のブログは彼に託します。彼の緊張感あるコメントを楽しみにしましょう。
3年 貝持勇樹