10月23日

10月23日

拙い文章で本当に申し訳ありません、と先に書いておきたいと思います。

大学に入ってからの4年間の準硬式野球生活、辛いこともたくさんありました。
早起き、夏休みなんて関係ない日々の練習、オフに入ってしまった部活の用事など。
正直、部活などに入っていない人は、旅行や遊び、大学生らしい生活を送っていていいなぁと思ったことも多々あります。

しかし、今まで何故そんな生活を続けてこられたのかと考えると、それは全て選手のおかげだったのだと思います。

私は高校でもマネージャー(野球部ではないですが…)をしていましたが、それと準硬のマネージャーは、大きく異なります。
今思えば、高校の頃は「楽しい」というあっけらかんとした思いだけでマネージャーをしていた気がします。

ですが、準硬に入ってからは、礼儀などの基礎的なことから、先を見据えて行動することなど、ここには書ききれない程多くのことを学び、行動してきました。

その中で私が学んだ1番大事なことは、「マネージャーも選手に支えられている」ということです。
よくマネージャーをしていると話すと、選手のサポート大変だね、と言われます。
一般的には、マネージャー=選手のサポートというイメージが強いからでしょう。

しかし、私は今まで選手にたくさん助けられてきました。
気分が落ち込んでグラウンドに行っても、選手が元気に接してくれると嫌な気持ちも吹き飛びました。
悩みを相談すると、真剣に答えてくれる部員がいました。
選手がたくさんの元気と笑顔をくれたからこそ、途中で部活を辞めることもなく、私は今ここにいられるのだと思います。
選手には、感謝の気持ちでいっぱいです。

そんな風に日頃支えてくれる選手に少しでも笑顔になってほしいと、本当に些細なことにも気を配ってきました。

「相手が何を求めているか考えて、言われる前に行動すること」を心掛けてきましが、今思えばもっとたくさんのことができたのかなぁという後悔もあります。


楽しそうに野球をしているのを見ると、私まで楽しく嬉しくなる、そう思えるような選手と共に、写真のように私達を支えてくださっている観客席から溢れんばかりのたくさんの方々の前で野球を出来る今の環境を、本当に幸せに思います。

そして、この時間がもっともっと伸びれば良いのに。もっともっと皆と一緒にいたい。心の底からそう思っています。

明日こそは、選手、そして観客の皆様の笑顔が見られますように。
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